ランディングページの大事な要素、ベネフィットを理解しよう

ネット広告を成功させるためには、効果的なランディングページ(以降LP)を作成する必要があります。効果的とは、LPにより商品やサービスが売れること。ただ営業と同じく売ろうとするほど、売れないのはLPも同じです。

効果的なLPをどのように作ればいいのかは、少し調べれば多くの情報が出てきます。また構成や入れるべき内容を指南してくれるサイトも多いです。LPのなかでも一番時間をかけて作りたいのは、ベネフィットと言われる箇所ではないでしょうか。

ベネフィットは、ご自身の商品やサービスを伝えるのにとても重要なポイントです。ここでは、ベネフィットの意味や考え方を理解してLPに活かせるよう解説します。

マーケティング上のベネフィットとは?

ベネフィットは英語で「Benefit」と書き、「利益」「恩恵」を意味します。マーケティングの世界では「お客さんが商品から得られる効果」といった意味で使われます。弊社では「効能」として紹介してきました。

お客さんは商品そのものが本当にほしいのではなく、その商品を使用することによる恩恵を期待して購入します。具体的な例をいくつか紹介しましょう。

商品 ベネフィット
 ダイエットサプリメント ・自信が持てる
・異性にモテるかもしれない
・モデルのようになれるかもしれない
 高価なアクセサリー ・自慢ができる
・自分に自信が持てる
 ロボット掃除機 ・時間に余裕ができる
・快適な生活空間が維持できる

具体例のように、お客さんは商品を使用することで得る自分や生活の変化を求めていることがわかるでしょう。

ベネフィットは3種類

事例を見ていただいたように、商品やサービスには必ずお客さんに与えられるベネフィットがあります。その種類には、以下のようなものがあげられます。

機能面によるベネフィット

商品やサービスの機能的特徴により与えられる便利さや効率の良さを手に入れられる。
「使いやすい」「安い」「おいしい」「早い」など。

情緒面によるベネフィット

商品を手にすることでプラスの感情を得ることができる。
「安心感」「充実感」「開放感」「高級感」など。

自己実現を可能にするベネフィット

商品を持つことで自己表現や自己実現を可能にすることができる。
「自慢できる」「自分に自信を持てる」「自分らしいこだわりやポリシーを示せる」など。

勘違いされやすいベネフィットとメリット

ベネフィットをついメリットとして伝えてしまうLPの例をいくつか見ることがあります。確かに混同しやすいのですが、違いは明確です。

メリット・・・商品やサービスの強み、利点、特長
ベネッフィット・・・その商品の利点による受けることができる体験

良い面を出したいがために、ライバル商品やサービスと比べた時のメリットを打ち出してしまいがちでしょう。しかし、LPではベネフィットを伝えることが大事です。見る方が商品やサービスを利用した後の未来を想像できるように設定してみてください。

まとめ

商品やサービスのベネフィットを考えることは、競合との差別化にも役立ちます。同じような商品でも、与えられるものが明らかになっている方をより多くの人が選ぶでしょう。どうしても商品のメリットばかりを伝えそうになる時は、一度お客さんの立場になって考えてみてください。まだまだ見えていなかったベネフィットが見つかるのではないでしょうか。LP作成をきっかけに、自社の商品やサービスのベネフィットを考え直してみるのも良いかもしれませんね。

無料で使えるおすすめのデータ
ドリブンマーケティングツール

実験ツール結果測定原因測定
ツール名Google
Optimize
ツール名Google
Analytics
ツール名mouseflow
料金無料料金無料料金無料
機能ABテスト機能アクセス解析機能ヒートマップ/EFO
効果成約率の向上効果現状を知ることが出来る効果成約率の向上

データドリブンマーケティングの教科書

【免責事項】※このサイトは個人が行った調査をもとに作成しています。