【時短!分析テクニック】時間がない時、プロはヒートマップをこう使う
「ヒートマップを入れてみたものの、どう使えば良いかわからない」というお悩みをよく聞きます。
この記事では、ヒートマップ分析の時短テクニックを紹介します。是非参考にしてみてください。
テクニック1:スクロールヒートマップを確認
スクロールヒートマップは平均してユーザーがどこまでページを見たのかがわかる機能です。この機能を使うことで「見せたい箇所がちゃんと見られているかどうか」わかります。
多くのケースで、見せたい箇所とは商品パッケージになります。
つまり「何がいくらで、他所と比べてどうなのか?」という点です。
商品パッケージまで誘導できていない場合
主な原因はメインビジュアル(つまり、つかみ)の問題です。
商品パッケージまで誘導できているのに上手く行かない場合
商品パッケージに問題がある可能性があり、競合調査を行って訴求内容を見直します。
また、パッケージに問題はないものの、サイトとしてクロージング(押し)が弱いケースもあり、その場合はフォームの改善やボタンがクリックされるような対策をします。
テクニック1のまとめ
時間がない時は、このポイントだけを見ます。メッセージがユーザーに伝わっているのかどうかを確認するのです。
テクニック2:比較してスクロールヒートマップを確認
フィルターを掛けてスクロールヒートマップを確認します。
チャネル毎にフィルターを掛ける
- Google広告から来たユーザー(ユーザーグループG)
- Facebook広告から来たユーザー(ユーザーグループF)
上記の様にチャネル毎にフィルタを掛けてユーザーを見ます。仮にユーザーグループGの方が「見せたい箇所をよく見ている」のであれば、Google広告の方がチャネルとしてふさわしい可能性が高いのです。
ABテスト毎にフィルターを掛ける
ABテストそれぞれで、スクロールヒートマップを見ます。
どちらのパターンの方がより、ユーザーに見せたい箇所を見せられているかが明確にわかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
時間がない時のヒートマップ分析は、スクロールヒートマップを使い、ユーザーにメッセージが届いているかどうかを中心に見ることをオススメします。
時間に余裕がある時は、スクロールヒートマップの情報を起点により深堀って分析すると良いでしょう。