ファーストビューでほぼ決まる!LPのメインビジュアル

ランディングページ(以下LP)は開いたときに、初めに目に入る情報がその後のアクションにつながります。商品やサービスのイメージがあるので「かっこいいデザインにしたい」「かわいいデザインにしたい」だけでは、ユーザーに届きません。そもそも「かっこいい」「かわいい」は個人の捉え方によるものです。

ではメインビジュアルにどのような要素が入っているとCVにつながりやすいのでしょう?この記事では、LPのメインビジュアルを作成する際のポイントを紹介します。

メインビジュアルとは?

メインビジュアルは、ユーザーがLPを見たときに最初に目に入る箇所をいいます。ページの上部エリアで、スクロールせずに表示できる部分にあたります。画像を大きく作ったり、キャッチコピーをいれたりして目を引くようにしていることがほとんどです。

LPの大半は、ディスプレイの3分の2くらいまで表示されるなど工夫しこのページには何があって、どういう商品またはサービスを提供されるのかが瞬時にわかります。

ユーザーはメインビジュアルを1~2秒見て、自分に必要なページなのかを判断するため、LPでもっとも大事な箇所と言えます。ここで離脱率が多い場合は、メインビジュアルの作り方が根本的に違う可能性があるので見直しが必要です。

メインビジュアルの作成ポイント

メインビジュアルを作成する際に注意したいポイントを以下にまとめています。

画像は商品やサービスが連想できるものにする

見た目がカッコイイだけではNGです。そもそもそれがカッコイイというのは、作り手や発信者の感じ方にすぎません。何の商品やサービスを提供しているのかを一目で連想する画像を使用しましょう。

また商品やサービスそのものの写真以外にも、使用したときになれるイメージを用いるのも効果的です。たとえば、フィットネスや美容関連のLPであれば、引き締まった体やきめ細かな肌の写真などがよく使用されています。

ニーズをくみとりターゲットを絞る

多くのお客さんを取り込みたいがために、万人受けするキャッチコピーにしてほしいという要望がときどきあります。知名度のある商品やサービスの場合はそれでも良いかもしれませんが、確実にアクションを起こすためにはターゲットを絞った方が良いでしょう。

たとえば化粧品のLPを作成すると下記のような人物像が出てくるでしょう。

  • 20~30代
  • 女性
  • 会社員
  • 出勤するからにはしっかりと身なりを整えておきたい

このターゲットに「塗るだけで生き生きした肌に早変わり」といったコピーを考えたとします。これでも良いかもしれませんが、「これひとつで朝の化粧時間を短縮!」というようにするとよりターゲットに刺さりやすくなります。

化粧品によってキレイに見せられるのは当たり前の効果です。この化粧品を使う良い効果、ここでは「朝の時間が短縮できる」をアピールしたほうが共感を得やすくなるかもしれません。

このように商品の効果をそのものを考えるのはもちろん、ユーザーの生活に一歩踏み込んだ効果を考えるとよりアクションしやすくなります。

実績を明示して信頼性を高める

ほとんどの人はなんの実績もない商品やサービスを怪しく思い、購入に悩みます。実績は多く掲載されているほうが、信頼度が増します。その際は「多くの人に喜ばれている」といったあいまいなものではなく、「販売1ヵ月で1万個の売り上げ!」や「お客様満足度95%以上!」など具体的な数字を入れるようにしてください。また実績などは目立たせるようにカラーなども考えて配置すると良いでしょう。

お問い合わせボタンもメインビジュアル下に配置

いわゆるCTAは商品やサービス内容を知ってもらおうとLPの下部のみに配置せず、メインビジュアルにも設置しましょう。LPを最後まで読む方はわりと少なく、半数以上は離脱します。メインビジュアルにあることで覚えやすく、途中まで読んで購入や申し込みしたい場合に有効です。

作成方法によってはCTAがずっと画面上を追ってくるようにできますが、スマホ画面ではうっとおしい場合があります。特に個人向けの商品やサービスはスマホで見ることが多いので、そのあたりの見せ方は注意が必要です。

まとめ

LPのメインビジュアルについて解説しました。あくまで基本的な内容なので、うまくCVが取れない場合はテストを繰り返しながら変更していきましょう。またヒートマップを使用して、ユーザーが何に関心があるのかを把握し変更を加えるのも有効です。LPの効果はすぐに出るものもあれば、なかなか出ないこともあります。しかし紙のチラシやCMと違ってすぐに修正を加えることができるうえ、テストも多く重ねられます。ぜひ商品やサービスに合ったLPを見つけてみてください。

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