広報担当者向けmouseflowの活用方法
広告分析以外にもmouseflowは活用できます。
今回は企業の広報担当者にオススメの使い方を説明します。
広報について
広報は、企業の理念や活動について、各種ステークホルダーに共感してもらい、応援してもらう仕組みです。企業のステークホルダーには、顧客・従業員・協力会社・メディア・求職者・投資家・金融機関・社会など様々な対象があります。
昨今の広報活動はウェブサイトを中心に行うケースが多く、ウェブサイト分析ツールmouseflowを使うことで、広報活動の分析・改善に役立てることができます。
見せたい箇所が見られているのか
広報活動の要諦は「伝える」ということに他なりません。
伝えたい人に伝えたいことを伝わるようにメッセージを出す必要があります。
最も伝えたいコンテンツセクションまで正しくユーザーを誘導できているかどうかを確認する必要があります。上図においては、理念に関する文章全体が見せたいコンテンツであり、最後の箇所まで93%のユーザーを誘導できています。
見せたいセクションに、50%以下のユーザーしか誘導できていない様なケースでは、メインビジュアルのつかみに原因があるケースが多く、ページのファーストインプレッション段階で、ユーザーを「興味があるから読んでみよう」という気持ちにさせられていません。
ストーリーが伝わっているのか
見せたいセクションが見られているかどうかは、スクロールヒートマップを使うことで確認することができます。次にストーリーとしてメッセージが正しく伝わっているのかを見てみます。
mouseflowにはレコーディングというユーザー一人ひとりの動きを再生できる機能があります。
文章として熟読されているのか、流し読みされているのか、その時々で行ってもらいたい適切なアクションに誘導できているのかを確認します。
現状どういうイメージを持たれているのか
広報の目標設定を行う際に、まず現状を知る必要があります。
この現状のイメージ調査について、mouseflowを使えばウェブサイトに訪れた人に対して実行することができます。意外に思われるかもしれませんがアンケートの回答率は3~10%程度と結構高いのです。
現状のイメージと、未来のイメージを埋めるためのギャップを知ることができ、施策実施後は、その効果を検証することにも使えます。
まとめ
いかがでしょうか?mouseflowを使うことで、広報活動の目標設定や効果測定、伝えたいことが伝えられているかどうかなどを確認することができます。
広報担当者の方は是非一度利用してみてください。