LPの成果が上がるターゲットの決め方
ランディングページ（以下、LP）を作る時には、何を重視していますか？つい商品の紹介方法の見た目やカッコよさといった、デザインを重視しがちになることも多いでしょう。
せっかくお金をかけてかっこいいLPを作ったけど、思ったより反響がないとがっかりしてしまいます。LPは読む相手がその商品やサービスを使用したときに、どのようなメリットや効能があるのかイメージさせることができないと失敗します。
またイメージさせるためには「誰に」を明確にする必要があります。ここからは、LPを作る際のターゲットの絞り方を説明していきます。
ターゲットを決めるときのポイント
LPを作成する前にターゲットは決まっていますか？とお聞きすることがあります。「買ってくれる人全員」、「とりあえず女性かな」とぼんやりしたターゲット像をときどきお話されます。それを元にLPを作成してしまうと、なんとなく万人受けして商品の説明だけをしたものしかできあがりません。
とことん絞る必要はありませんが、下記を元にターゲットを絞ってみましょう。
年齢層
その商品を使用するのは10～20代の学生や若い人でしょうか？40～50代の中高年でしょうか？それとも70代以上の高齢者？
年齢層をある程度しぼることで、その世代に受け入れられそうなコピーや紹介の方法、文字の量やアクセスデバイスなども考慮して制作することができるでしょう。
性別
男性と女性で商品やサービスに求めるものが違います。美容商品の例では女性は美しくなって友人に自慢したい、男性はカッコよくなって異性からモテたいという欲求が満たされると購入してもらえる確率が上がるでしょう。性別だけでもLPの見せ方が変わることもあるので、性別も定めておくと良いです。
居住地
特定地域でないと商品やサービスを提供できない場合は、その地域の特徴や生活習慣に沿った内容にしておくとより好感を得ることができるかもしれません。全国で手に入れることができるのであれば、入手方法や販売方法を詳しく紹介する必要があります。
また地域が特定される場合は、LPを広告で全国に出すよりも安い費用で、多くの人に見てもらえる場合があります。広告費に差が出てきますので、地域はしっかりと抑えておきましょう。
職業
商品を手にする人によっては、記載する内容も変わってきます。経営者であれば、消費品やサービスを導入すれば今の会社がより儲かるといった内容が、販売しやすいでしょう。一般的な会社員、主婦、学生といった立場の人が手にしたとき、持っていない人と差も考えます。
年収
年収によっては、1万円の商品が高いと思う人もいれば安いと思う人もいるでしょう。必需品、嗜好品で購買層がわかれます。どんなに良い商品やサービスも、日常生活に支障をきたすような金額では購入に至りません。どういった生活層に受け入れられるのかも考える必要があります。
BtoBでは年商に置き換えられます。大手企業か中小企業向けかで導入規模やPRの方法も変わってくるでしょう。
絞りすぎず広げすぎずで確実なターゲットを探す
上記でターゲットを絞りましょうとしていますが、絞りすぎると逆に集客ができなくなり購入に至る可能性が低くなります。こういう絶妙なターゲット層を自社だけで探すのは難しいかもしれません。
広告は大きく集客できるターゲットから結果や状況を検証し、購買率の高いターゲットに少しずつしぼっていきます。そのため、購買率の高いターゲットを探すまでに時間がかかればかかるほど広告費用がかさみます。結果を分析して、広告を調整していく人材がいれば問題ありませんが、そこまで手が回らないのが現状かもしれません。
そんなときは広告代理店を利用するのもいいでしょう。もちろん弊社でも提供可能です。これまでの成功事例や経験を元に広告を成功に導きます。
