【カードローン】自営業はお金をかりれる?絶対に注意してほしい事はコレ
自営業や個人事業主の方も、経営のためなどにお金が必要になることもあるでしょう。では、自営業や個人事業主の方はカードローンを利用できるのでしょうか。そこで今回は、自営業の方へのカードローンの審査の厳しさや申し込む際の注意点などについて迫ってみたいと思います。
また、自営業(個人事業主)が審査に通過できるためのポイントなどもお伝えします。
目次
自営業(個人事業主)でもカードローンは利用できるの?
まずは、自営業や個人事業主でもカードローンは利用できるのかどうかについて、迫ってみたいと思います。事業のための資金を借りることはできるのでしょうか。
自営業や個人事業主もサラリーマン同様にカードローンが利用可能!
カードローンでは、自営業や個人事業主もお金を借りることができます。職業によって申し込み条件が規定されているわけでなく、安定収入のみが求められるのです。
- 法人
- 個人事業主
- フリーランス
これらの方も利用できるでしょう。上記の方々も、サラリーマンや公務員と同様にカードローンのホームページで必要事項を記入して申し込むことになります。審査に無事受かることができたなら、カードを受け取り融資を受けることができます。
消費者金融のカードローンなら生活費と事業費に利用できる!
消費者金融のカードローンであれば、個人事業主への貸付を行っていて、生活費と事業性資金に使用することができます。
銀行のカードローンでは事業性資金には貸し付けておりませんので、その点では消費者金融のカードローンは便利になっているでしょう。また、消費者金融では赤字決算時の貸付にも対応していることから、審査に受かるか心配だという方にも適しています。
事業資金は総量規制の対象外??
消費者金融は『総量規制』の対象となっているため、事業性資金であっても『総量規制』外になることはないと考えられます。事業性資金を借りる場合にも、年収の1/3以上を借りることはできないということです。
借入の総額が年収の1/3に近付いたなら、審査に落ちてしまう可能性があるでしょう。
職場に固定電話がないけど大丈夫?
職場に固定電話を設置していないケースもあると思います。
しかし個人事業主がカードローンを申し込む際には、会社の固定電話の番号を記載することが望ましいです。
固定電話であれば、申請した会社の事業主であることが確認できるからです。信用度がアップするという点が、ポイントでもあります。もしスマホや自宅の電話番号を申請したとしたら、個人が事業主だと偽り申請しているのではないかと思われてしまう可能性もあります。
どうしても職場の固定電話を申請できないとしたら、事業証明書を提出する手段があります。
どうなの?自営業(個人事業主)はカードローン審査が厳しくなるのか
カードローンを利用する際には審査を受ける必要がありますが、自営業や個人事業主の方は審査が厳しくなることがあるのでしょうか。
安定性がない?自営業は月により収入にバラつきがあるから不利
自営業あるいは個人事業主だと、審査で厳しくなるのではないかと心配になる方もいるかもしれません。カードローンの審査では“安定した収入”が重視されることから、自営業や個人事業主は不利となるでしょう。
それは、自営業者などは月によって収入にバラつきが出るからです。とはいえ、一次審査では“年収”が重視されますし、収入だけでなく他の項目も審査されるため、カードローンに申し込んでみることも一案です。
個人事業主も80%が貸金業者の審査に通過している!
金融庁の行った調査では、個人事業主の方で貸金業者に申し込み借り入れに成功しているケースの割合は、75%です。また、申し込んだ個人事業主の方の中には審査に通過していても、希望通りの限度額とならなかったことで借り入れを断念しているケースもあります。
要するに、貸金業者に申し込んで審査に通過できた個人事業主の方は80%ほどとなるでしょう。
長期経営が有利?創業年数が長ければ安定性が評価される
長期にわたり事業を行っている自営業や個人事業主の方もいるでしょう。
カードローンの審査においては、創業年数が長ければそれだけ安定性があると業者に判断してもらうことができます。
それは、長く経営をしているならばこれまでの実績もありますし、倒産してしまう可能性も低いというのが理由です。起業してまだ日が浅い事業主よりも資金力もある上に、返済を滞らせることなくする見通しもあることから、審査に通過しやすくなっています。
しかし起業してからまだ日が浅い事業主だと、経営が軌道に乗っていないことが考えられ、返済能力が低いと判断されてしまいかねません。
どこが大事?自営業がカードローン申し込み時に注意することを解説
ここで、自営業や個人事業主の方がカードローンに申し込む際の注意点について、迫ってみたいと思います。自営業などをされている方は、カードローンに申し込む際にどういった点に注意すべきなのでしょうか。
同じではない!事業性資金と生活費では限度額が変わってくる
自営業や個人事業主の方がカードローンに申し込む際には、事業性資金と生活費では限度額が変わってくる点に注意をしてください。
事業性資金を借りるとしたら法人向けの貸付に分類されるので、どの程度の年収であっても上限なくお金を借りることができます。もし生活費を借りる場合には個人が対象となっているため、『総量規制』の対象となります。
この点は、消費者金融等が該当するでしょう。
自営業専用のカードローンを利用するなら金利に注意!
自営業者が対象となっているカードローンは、貸し倒れてしまうリスクを伴うために、平均で3.0から18.0%の金利が適用となります。一般的なカードローンと比べてもさほど違いがなく、長期間高額のお金を借り続けていれば利息が膨大になってしまいます。
もし、1、000万円を1年間18.0%の金利で借りたとして、180万円どの利息となるでしょう。この点から、自営業者が専用のカードローンを利用するとしたら必要最低限の金額のみを借りるようにしてください。
お金を借りたら確定申告で経費として計上するのもポイント!
もし個人事業主の方がお金借りたら、そのお金を確定申告しなければいけません。とはいえ、その際は事業性資金として借りた場合と生活費として借りた場合では、計上方法が異なります。
生活費として借りた場合は、返済額を創出しない支出に当てはまります。そのため、経費しては計上できないでしょう。事業性資金を借りたなら、利息だけが経費して計上することが可能です。
どうすればいい?個人事業主が審査に通るためのポイント
続いては、個人事業主の方が審査に通過するためのポイントについて、迫ってみたいと思います。個人事業主の方がカードローンの審査に通過するなら、どういった点がポイントとなるのでしょうか。
プラスの評価に!借り入れ希望額は少額にすることがコツ
個人事業主の方がカードローンの審査に通過するためには、借り入れ希望額を少額にすることがコツです。借り入れ希望額が少額であれば、借り過ぎないだろうという印象を与えることができるからです。
初めて借りるとして高額を希望する人よりも、完済できる可能性が高い点も良い評価となるでしょう。希望額を少なくすることで、必要なお金が不足してしまうことも考えられますが、増額申請をすることにより追加で融資してもらうことも可能です。
提出する収入証明書の種類にも注意を払おう!
提出する収入証明書は給与明細書ではなく、確定申告書や所得証明書を選ぶようにしてください。それは、確定申告書や所得証明書は公的な書類であり、市役所等で保管をされるため信ぴょう性があるからです。
給与明細書だと、個人事業主の方が自身で書き換えることも可能であることから、収入証明書としては認めてもらえないケースがあるでしょう。この点が、個人の融資と異なるのです。もし個人事業主の方がカードローンを申し込むなら、前もって市役所等で書類を用意しておくことが大事です。
審査に有利に!事業証明書を追加で提出することも鉄則
職場の固定電話を申請できない場合に、事業証明書を提出する手段があるとお伝えしましたが、事業証明書を追加で提出すると審査に有利になります。
経営をしていると証明ができますし、会社が実在していることの証にもなるため信用度が上がるからです。
もし事業証明書が手元にないとしたら、会社が所在する地域の市役所に申請することで対応してもらうことができます。事業証明書を追加で提出すると、プラスの評価をしてもらえる可能性があるでしょう。
何がある?自営業(個人事業主)におすすめのカードローンをチェック
最後に、自営業(個人事業主)におすすめとなるカードローンについて見ていきたいと思います。どのカードローンが、自営業者等に適しているのでしょうか。
ネット申し込み不可!プロミスの自営者ローンの申し込みはWeb以外
また提出書類には、本人確認書類や収入証明書、事業実態を疎明(そめい)する書類も必要となります。例えば、もし希望額が100万円以下の場合には“営業許可証または入館証明証に類する書類”を提出してください。
自営者ローンは、必要書類が多めになっている点も覚えておきましょう。
『Web完結』は利用不可?モビットは『カード申し込み』がおすすめ
SMBCモビットでは個人事業主でも申し込みはできますが、事業性資金の貸付は行っていません。SMBCモビットには『Web完結』というサービスがありますが、自営業や個人事業主は利用できないケースがあります。
それは、自営業等の多くが『Web完結』の利用で必要となる社会保険証や組合保険証を持っていないからです。カード申し込みであれば、申し込み後に担当者と電話でやり取りをすることができます。
そのため、自身の収入について詳しく説明をすることができるでしょう。自営業者や個人事業主がSMBCモビットに申し込むなら、『カード申し込み』を利用するのが一案です。最低限の入力により、審査結果が表示されます。
短い場合はダメ!アコムは業歴が1年未満は貸付対象外
なおアコムの公式ホームページでは、業歴が1年未満の個人事業主は貸付対象外となると記載されています。1年以上の業歴のある個人事業主のみが事業性資金の貸付を利用できるでしょう。
審査に不安な方も大丈夫!アイフルは新規成約率が高い
アイフルでお金を“事業性資金”として借りたいなら、Web申し込みをしてからオペレーターに『事業サポートプラン』を利用したいということを伝えましょう。アイフルは新規成約率が48.2%となっていて、申し込み者の半数近くが融資を受けることができています。
そのため、新規の顧客に対して積極的に融資をしていることがうかがえます。審査に通過できるか不安に思っている個人事業主にもぴったりです。即日融資にも対応していますので、Webからの申し込みでその日のうちにお金を借りることも可能です。
生活費のみ!レイクALSAは事業性資金としては借りられない
レイクALSAは、個人事業主でも申し込みが可能ですが、事業性資金の貸付は行っていません。個人事業主が借りることができるのは、事業性資金以外の生活費などに用いる場合のみです。
また、会社員と異なり個人事業主は収入が不安定なため、審査では不利になるでしょう。さらに開業してからまだ日が浅い場合にも審査では不利になる可能性があります。よって、開業後2年から3年ほど実績を積んだ上で申し込むことも一案です。
自営業や個人事業主が申し込めるカードローンがある!
自営業や個人事業主は、収入が安定しない面がありますが事業性資金を借りることのできるカードローンもあります。審査の際には、固定電話があると有利になるでしょう。また、借り入れ希望額は少な目に申告しておくこともポイントです。