英語によって作られるもうひとつの人格
バイリンガルは多重人格者らしい。
日本語だと「なよっとした」話し方の人が、英語だと急にしっかりすることを見かけると違和感を覚えていたが上記であるとすれば納得できる。
僕自身を振り返ってみると、英語を話している時にはほとんどネガティブな発想や発言をしない。
これは英語を話す人が全般そうというわけではなく、その人が自身が持っている「英語を話している自分」のイメージによるようだ。
ファッション化したもの
よく「日本人にとって英語はファッションだ」とくさしている。
伝わる伝わらないよりも、格好いいかどうかが重視されていると感じているから。
片言英語だと何故か尊敬されないが、発音が良いと「格好いい」となる。
このイメージは僕も随分違わない。
30を超えて英語を喋りだしたのだから無理もなく「英語話せると格好いいな」は大きな動機であった。
おそらくこのイメージによって「英語を話している自分」のイメージでは「ネガティブなことを言わない」と深層心理で思っているのだろう。
英語を話している自分に影響を与えた3人
まず、エストニア留学中に会ったIvarであることは間違いない。
ジェントルマンという概念は彼から学んだと言っても過言なく、ユーモアがあって格好良くてナイスガイのIvarを「英語の自分」に取り入れたのだと思う。
そして、NHKスペシャルドラマ白洲次郎の伊勢谷友介。
先日の彼の逮捕によって泥を塗られた当ドラマだが、作中の白洲も英語も格好良かった。
最後は我が友Ewdisonだ。
最近よくフレーズを拝借することも多い。父親としての姿。シリコンバレートッププレイヤーとしてのビジネスマンとしてのスタンスは彼から学んでいて「英語の自分」にも大きく影響を与えている。
(ブログはここで終わり)
ライフハックとして使えるなという話
「英語の自分」はネガティブにならないということは、自分の怠惰さや感情をコントロールするライフハックとして使えると気づく。
自身という乗り物の上手い扱い方をずっと研究している。
怠惰で良い感情も悪い感情も人より強く感じてしまう性質にも。
備忘録としてライフハックをメモする。
怠惰へのライフハック
- 英語で話す
- 人と約束する
- Yesと決断すると結果まで辿り着く仕組みを作る
- 興味のあることだけやらせる
- 運動する
- スマホと距離を置く
感情コントロールに関するハック
- 勇気を出してNoと言う
- 距離を取って落ち着いて考える
- サウナに行く