2人に1人が「動画視聴中に表示される広告を見る」と回答。「動画視聴中に表示される広告」に関するアンケートを徹底調査!
YouTubeやニコニコ動画などの動画コンテンツを見る際、動画内の途中や再生前後で流れる「動画広告」を見たことがある方も多いのではないでしょうか。「動画広告」とは、流れる音声と映像を使った広告のことで、テキストや画像に比べ表現の幅が広がるのが特徴です。また、豊富な情報量を短時間で伝えられることから、企業にとって動画広告の魅力がますます高まっています。
そこで今回は「動画視聴中に表示される広告」をテーマにアンケートを実施。動画広告がユーザーにどのような購買行動を起こさせているのか調査・分析しました。
動画視聴中に表示される広告が持つ影響力とは?
弊社は、2022年8月10日~2022年8月12日の間、全国の20代~60代以上の男女200名を対象に「動画視聴中に表示される広告」についてアンケート調査を実施しました。早速結果を見ていきましょう。
動画視聴中に動画広告を見ている人は約5割
動画視聴中に流れてくる広告を見ているかたずねたところ、2人に1人が動画コンテンツ上の動画広告を見ていることが明らかになりました。広告の閲覧に時間を取られても気にならない人が多いようです。
動画広告の閲覧がクリックにつながるわけではない
興味のある動画広告をクリックしたことがある人は全体の約2割という結果に。動画広告を「単なる商品やサービス説明」として受け取っているユーザーが多いのかも知れません。
動画広告がきっかけで商品購入・サービス契約した人はわずか3%
動画広告を見て、実際に商品購入・サービス契約したことがあるかたずねたところ、「いいえ」96%に対し、「はい」と回答した人はわずか3%にとどまりました。ユーザーに対して「試してみたい」「欲しい」といった感情を抱かせることができれば、売り上げにつながる可能性が高いのではないでしょうか。
まとめ
今回実施したアンケート調査によると、約5割が動画視聴中に動画広告を見ているものの、動画広告をきっかけに商品購入・サービス契約に至ったのはわずか3%であることが明らかになりました。また、動画広告の閲覧数は必ずしも売り上げと比例関係にはなく、動画広告の効果検証や広告戦略の改善点を見つけ出す必要があることもわかりました。
動画コンテンツの普及やネット需要の高まりによって、動画広告市場規模は急激に拡大しています。目的やターゲットを明確に定めた動画を作成し、日常的に動画広告の分析を行うと、動画広告のパフォーマンスを高められるのではないでしょうか。