付加価値
連日ブログを書いている。
書かずにはいられず、書いているという方が正しい。
年末だからなのか、考え始めの谷なのか、
考えたり内省することが多く、書かないと整理ができない。
商品を仕入れて販売する場合、右から左にモノを流すだけでは、付加価値は低い。
商品自体に価値があるので顧客は買ってくれるが、右から左では販売会社の提供価値は低い。
SaaSの販売代理店であれば、サポートや運用ノウハウの提供が付加価値となる。
自社SaaSの場合、ソフトウェア自体も、サポートも、運用ノウハウも全てを磨かなくてはいけない。
※ちなみに、自社SaaSの方が難易度は高いが、その分コントロール領域は広い。
重要なのは、お客様に提供するのはツールそのものではなく、効能すなわち価値であることだ。
価値を実現する為のサービスを提供しているのであり、その一要素としてソフトウェアがあるに過ぎない。
商品パッケージを組む際は、全体の提供価値とソフトウェアの価値と付加価値から、
内容と値段を決めるべきなのだ。
実際に、値段を決めるのは難しい。
「こうすべきだ」という自身の無意識の思い込みや、
「競合よりも高くして売れなかったらどうしようという」不安が邪魔をするのである。
しかし、やるべきことは
価値を提供する為に、商品とサービスを磨き、
適切な金額で商品パッケージを提供することである。
ソフトウェアを磨くことも、価値提供できるサービスパッケージを組むことも、
値決めにも、マーケティングやセールスにも真っ向から向き合う。
これはSaaS事業を始めた時点で負うべき宿命なのだと、最近やっと肌感でわかってきた。
また、最近の反省としては、価格設定ありきで(価格設定をスタート地点として)
事業を組み立ててはいけないということ。
反省したら修正する。
Get up thousand timesだ。
筋トレして、サウナに言って力を湧かせよう。