アイディアと技術は切っても切れないという話
「引越しMore」引越し準備・手続きチェックリストのWebアプリを作った。
http://more-hikkoshi.com/checklist/
技術的にはとても簡単なもので、
- オブジェクト指向のjavascript
- jquery
- localstorage
の組み合わせで作成。ガリガリコード書ける人の目を意識すると、これを技術と呼ぶのもおこがましいのだが、僕としてはオブジェクト指向のjavascriptがようやく「腹落ち」した感じがしていてちょっと嬉しいのである。
必要性が技術を生む
日頃クライアントには、弊社が出来ることをサービスとして提供しているので、SEOにしても、新しい技術に触れるのは、自社サービスであることが多い。
一つ例を挙げると、現在バージョン管理はgitを使って行っている。自分1人だけで会社をやっていた時にも、知人に進められて勉強してみたが、身に付けることが出来なかった。必要性がなかったからだ。
- 複数人で同時に開発する際にファイルを誤って上書きするなどを無くさなくてはならない。
- スピード感を持って開発して、間違っても、すぐに指定の状態に戻せなくてはならない。
- サービスに独自性を持たせる為にWebアプリを作らなくてはいけない。
などが重要だ。何故ならば新しい技術を身に付けるプロセスには、必ずストレスが伴うからだ。必要性がないのにそれを乗り越えるだけの精神力は持ちあわせていない。
新しい技術が新しいアイディアを生む
「ウチはこれができます」という商品を売るのではなく、お客様の希望をカタチにしていきたい。そのためには柔軟な発想が必要です。そして柔軟な発想は高い技術からしか生まれません。
技術なき発想は単なる「思いつき」だと思っています。そんなあやふやなもので人生最良の日は カタチにできず、自己満足になってしまいます。ですから技術を重要視しています。
名大の先輩で、写真スタジオを経営している会社のコンセプトページから抜粋している。これは本当にそうだなと思っていて、技術がかならず儲かるとは限らないけど、技術がアイディアを生むのは間違いないと思う。弊社はWebマーケティングの会社だから、新しい技術を得るにつき、それがユーザーの需要にマッチする形でサービスやコンテンツ制作をする必要がある。技術よがりになってはいけないが、技術が停滞するとヤバイなと反省。
まとめ:必要性って大事だな
人間そうそう簡単に変わらないと思っている。ニヒリストぶっているわけではなく、性質とか性格とかはそう変わらないと思う。
スキルは身につくし、新しい考え方は身につくけれど、それはあくまでスキルや考え方の問題であって、性質までは変わっていないと思う。
何故こう断言出来るとかと言うと、「色々な人を見て」ということもだが、何よりも自分自身で痛感している(笑)。三つ子の魂〜とはよく言ったもので、例えば僕が「朝が弱い」という性質は一生変わりそうにない。
それでも必要性があると、「行動」だけは変えることができると思う。「行動」が変わると「心」が変わる・・・かどうかは知らないが。
最近いくつかの「偶然」からいくつかの「必要性」が僕に発生して、ちょっとスイッチが入っていい感じなのである。今後はたまに意図して「必要性」というものを作っていこうと思う。