最近の勘違い


勘違い1

最近デザイン思考の勉強をちょっとだけやった。

ある人と話をしていると、自分の視点があまりに玄人化していることにハッとさせられた。

最近「型」や「標準化」にこだわってモノを考えているが、マーケティングの基本は「観察」であることを改めて気付かされる。

観察には時間が掛かる。非効率だ。しかしこれを怠れば、起業家としての価値がなくなってしまう。

勘違い2

最近、レッドオーシャン・ブルーオーシャンの解釈を間違っていた。

何故だか、この2つの「海」は地図上重ならずに別々の場所に存在していると錯覚しており、

  • 赤い海に行くときは、競合にどう勝つかだけ考える
  • 青い海に行くときは、潜在的なニーズをどう顕在化させるか考える

みたいなことを思っていた。

最近マーケティングの戦術研究ばかりやっていたから、近視眼的になっていたのだと思う。

そもそも、①あるプロダクトのユーザーが持つ潜在ニーズに対して、②新たな顕在プロダクトを提示することで、③レッドオーシャンの全部又は一部をブルーオーシャンに書き換える作業がイノベーションなりブルーオーシャン戦略なわけだ。

海はバリバリ重なっている。海にも市場にも線なんか引いていない。

だから何だ?と思われるかもしれないが、

「赤い海に行くときは、競合にどう勝つかだけ考える」これが変わる。

競合の訴求ポイントをどう上回るかという発想に加えて、どうブルーオーシャンで勝つかというアイディアを加えることができる。

mouseflowを使えば、前述のデザイン思考をWebサイトで実行することが出来、”どうブルーオーシャンで勝つか”に再現性を与えることが出来る。