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脱・ワクワク絶対主義


ワクワク・・・好きな言葉であり、この言葉を今まで疑ったことがなかった。

  • 「ワクワクしない企画って大体ハズレんだよね」
  • 「判断基準はときめくかどうか、ワクワクするかどうかだ」

と言われれば、無条件にうんうんと頷いて、心の中でそうだそうだと同意する。

昨日人と話していてハッとさせられる言葉を聞いた。

ワクワクの中には半分くらい不安も混ざってるんでしょうね

自身の色んな経験と結びついて新しい概念を持つに至った。その前に”自身の色んな経験”=前提条件となるものを以下に列記する。

安定した報酬よりも不確定な報酬の方がドーパミンが出る

前に読書感想文で紹介した「スマホ脳」の中に出てきたファクトである。

サルで実験した結果、10回ボタンを押したら、10回餌がもらえる状況よりも、2回に1回程度しか餌が出ない状況の方が、一回一回に出るドーパミンの量が増えるのだ。つまりワクワクしているのである。

この結果は、なぜ人がスマホに依存するのかというメカニズムの説明に用いられていた。かくいう私もカジノのトーナメント入賞経験があり、ギャンブル的なものは嫌いじゃない(好き)。

不確定だけと報酬を期待している時にワクワクしているのだ。

初めて外気に触れた我が子に伝えたこと

子どもが生後一ヶ月を過ぎようやく、外気浴して良いということで、奥さんの実家のベランダに我が子を連れ出した。

日差しが眩しそうで、やや迷惑そうな息子は「早く部屋に入れてくれ」と言わんばかりだったが、お構いなしに親父のレッスンが始まる。

「外は怖いだろう?ワクワクするだろう?これは、原始時代の人類が生き残る為に、食料を求めて新たな土地を探訪出来るように進化した感情なんだよ。怖い”だけ”だと行動できないだろう?」

部屋に戻る。

「部屋は安全だろう?でもNoChangeなんだ。生き残るためにはお外に出なきゃいけないよ」

昨日「ハッ」としたことで、このレッスンは修正しなければいけないことに気づく。

ワクワクしている方がよりお金を使っている

過去を振り返ると、ワクワクしている企画ほど自身が投資=お金を使っていることに気がついた。

これは危険だなぁと。

根拠のない投資ほど、喜んでお金を突っ込んでいるわけである。

これはギャンブルにほかならない。

APOLLO11は実験主義を標榜していて、実験を繰り返し小さな成功モデルを一気に拡大させることを信条としている。

しかし自身のエゴの中では、ワクワクを優先していることに気がついた。

ワクワクは悪いことではない。しかし事業の中では、あくまで実験対象に過ぎない。

ワクワクは実験に。投資は冷静に」これが自身の中に芽生えた新たな価値観である。

息子のレッスンに付け加えるならば「新しい土地を見つけてワクワクしても、集団全体で移住するのではなく、まず数人が偵察(実験)して、目処がついてから全員で移住(投資)すべきだよ」になる。

当然0歳児がそんなことを理解するはずもないので、5年後に改めて。