2021年09月06日
尊敬する政治家「リークワンユー」
マレーシア連邦を半ば追放される形で、30歳でシンガポールを建国した天才こそがリークワンユーだ。明るい北朝鮮とも言われる同国を一党独裁という形で、GDP20,000倍以上成長させた圧倒的手腕は凄いとしか言いようがない。
外貨誘致をする為の数々の政策がある。例えば、
- 強制的に公用語を英語にしちゃうとか(全授業が一気に英語に変わったらしい)
- 景観の美しさがヨーロッパに受けると電柱を埋めたり、ゴミのポイ捨てに高い罰金を課したり
- 税制
ファイナンス立国したことも語り出したらキリがなさそうだが、以下の優先順位について語っている動画は関心させれる。
「ファーストプライオリティは、国民をサバイブさせ、豊かにすること。その次に民主主義だ」と。
自分にとって会社経営における優先度をこれだけ明確に言い、行動として徹底させられるだろうか?これを是非やりたい。
最近友人に教えてもらった動画がコチラ。
シンガポールエアのストライキを65分で鎮圧(笑)した後のスピーチ。
待遇改善を訴えたパイロットの行為自体は間違っているとは思わないが、リークワンユーはそれを看過できなかった。
まず仕事に戻ってくれ。その上でちゃんと議論しよう。シンガポール国民の利益が、パイロット達の駆け引きに利用されているのが許せない。もしそれを続けるんだったら、君達に頼ることなく、もう一度同じ航空会社を0から作ってやる。これはゲームじゃなく、国民の利益はカードじゃない。これは国民のそして私の命そのものだ。人生を賭してこの国を作っている。シンガポールのリーダーは誰でも”鉄の意思”を持っている。そして私が生きている限りは、それが打ち砕かれることはない。
ストライキへの対応でこんなに強い事例は聞いたことがないが、「ファーストプライオリティは、国民をサバイブさせ、豊かにすること。その次に民主主義だ」という鉄の意志なくしてなせるワザではないだろう。真のリーダーシップを感じさせてくれる。