何にレバレッジをかけるか
昨年11月に仲間内で旅行に行き、彼らの一挙手一投足を見る機会に触れた。そのことが自身の中にデポジットされていた何かに触れて、火がついて、12-2月は文字通り寝る間も惜しんで働いたことにより、会社の構造改革に成功し、自分でも驚く程の成果が出た。
ただし、ハードワークは年がら年中やれるものでもなければ、たまには飲みにもいきたいし、こちとらアラフォーよろしく22時を過ぎれば眠くなるので同じ手ばかりは使えない。
そんなことを思いながら、サウナに入っていると「そろそろ自分じゃないものにレバレッジをかけなきゃな」という言葉が降ってきた。「そうか自分に負荷をかけ、作った仕組みをテコとして、成果をあげていたんだな」と気がついた。
言葉が降ってきたついでに、今後何にレバレッジを掛けるかを考えて整理の為に文章化してみる。
1_IT
- インサイドセールス / セールス
- サービス提供 / カスタマーサクセス
- 請求業務 / 管理会計
- マネジメント
などの業務フローを圧縮できる。
- 記録するというステップ
- 確認するというステップ
- リマインド
- デスク業務の実行
自体を自動化することも可能であり、ここは絶対レバレッジさせたい投資領域。
2_AI
先に触れたIT化の更に深い領域というイメージ。何よりも経験やノウハウの前提になっている、試行回数の物量においては人間はAIに敵わなくなった。
プロンプトエンジニアリングによって、IT化ではカバーできなかった機械的な処理以外、例えばデータセットに対する考察を行う業務などを代行させることも一つだろう。
代行とは既存業務の置き換えであるから、連想的な発想で考えることが出来るが、AIを使って出来ることについてはまだまだ”想像”の余地がある。
ただ自分は”想像”できるほどの天才ではないので、徐々に触れながらAIの可能性を連想したいと思う。AIは間違いなく今後レバレッジさせたい領域だ。
3_人
これから組織を拡大したいので、是非人にレバレッジを掛けたい。単に優秀な人を採用して、その人の能力に依存したレバレッジを掛けたいわけではなく(なくもないが)、経営者として個々人が活躍できる仕組みとセットで考えていく。
4_キャピタル
資本主義の基本中の基本で、信用想像によって生まれた預金をレバレッジさせる。”信用創造によって生まれた預金”は金貨などと違って実態が掴みづらいが、だからこそ、概念的な拡張性を感じることができる。
我々は根拠なき投資は行わないが、実験の上で適切な投資対象を見つけた場合には、キャピタルにレバレッジを掛けて会社を成長させる。
5_自分
アラフォーに鞭打ってまだまだレバレッジを掛けてやろうと思う。
もっとも「3_人」の為の仕組みづくりについてが主だった時間の使い方になるだろうが。