タイトルを付けるほどでもない本当の日記


朝、近所のパン屋でコーヒーとパンを買った。アイスコーヒーだがハンドドリップであり、出来上がるまでカウンターで数分待つ。ぼんやりとしていると、イラストの展示販売が今日までであることに気づいた。なんとなく気に入ってポストカードを1枚、2週間ほど前に購入したのだが、どうやら今日が最終日であるらしい。

憧れ

そのパン屋の一角の壁面を眠い目でぼーっと眺めると、どうやらその展示にはタイトルがあって「あこがれ」というものだった。イラストに描かれている内容は作者が憧れた物やコトにちなんだものだと説明されていた。

ハンドドリップが終わり、パンとコーヒー片手に家まで帰る。濃いめのアイスコーヒーは、一口で身体の隅々まで行きわたったが、脳の一部はまだぼんやりと「あこがれ」について考えていた。

小さい頃は従兄弟のお兄ちゃん。中学校の時はセンスの良い友達。対象が学校のマドンナであることもあれば、少年漫画の主人公にも熱狂した。そういう意味ではキムタクもラルクアンシエルもそうだろう。スーパーファミコンにも憧れた。親父はどうか、憧れというよりは認めてもらいたい対象だったのでちょっと違う。

憧れの対象について、その様になりたいから、真似をする。

手に入れたいから、ショーケースを食い入るように見つづける。

我々が獲得した能力は基本的に必要性があったから、つまりは生存確率を上げる為だったと考えると、何故こんな感情を獲得するに至ったのであろうか。

最近では大谷翔平や、久保建英の動向から目が離せず、ある種、憧れている気がするのだが、一体全体このことが自分の生存にどう関わるのだろうか 笑

このテーマは酒の肴行きでクローズ。友人と喋ることにしよう。

APOLLO11ならできる

自己効力感と組織効力感という概念があるらしい。

自己効力感は「自分ならできる」というマインドセットであり、組織効力感は「このチームならできる」という感覚のことだ。自分で言うのもなんだが、昔から自信家で自己効力感が高い人間であった。しかしどこか個人主義で冷めていたところがあり「俺たちならやれる」という雰囲気を作ったり、そうした言葉を発信することもあまりなかった。

最近の自身の変化の中で、最も嬉しいものは「APOLLO11ならやれる」という感覚を持っていることに気づいたことだ。

自身も努力を続ける。

自分の役割は全力で果たす。

出来ないこともあるだろう。

しかし、たとえ自分ひとりでは出来なくても、APOLLO11ならできる。

 

理念が機能をし始めてから、社長の人柄よりも理念への共感で人が集まるようになった。本筋とは関係ないが、究極的に言うと社長の人柄自体が理念に吸収されたとも感じている。

そして、社長の能力の範囲ごときで、この会社の可能性は最早定義できない。このことを喜ばずにはいられないってもんだ。てやんでい。not I can yes we can!!