人々がAIに期待するもの

あるデータ群があり、AIにアルゴリズムを与えて分析をさせている。

分析結果は驚異的なものだ。

ちょっと太刀打ちできない。

出てきたアウトプットを人に見せると「何だこりゃ」となる。

アウトプット量が多すぎて「難しそう」となってしまうのだ。

この解決策をAIに相談すると、エグゼクティブサマリーの作成をオススメされる。

エグゼクティブサマリー
レポートの冒頭に、主要な発見、提案された改善アイディアの概要、および期待される結果の要約を含めます。これにより、読者はレポートの全体像をすばやく把握できます。

すごく納得感があった。

人々がAIに求めているのは凄い処理能力によって、画期的なデータセットを出力することではない。

データを読み解く文脈やストーリーを求めているのだ。

人間がAIに求めているのは虚構を作りだすことに他ならない。

AIはカテゴリーとして、最早単なるITではない。

突き詰めれば突き詰めるほど「人間」というものにぶち当たる。